めったに話しませんが、無在庫販売について2017-09-05(火)
僕は2012年に海外Amazonでの販売を開始してから
一貫して、FBAでの販売を推奨してきました。
FBA販売には
・商品の販売価格を高く設定できる
・発送方法次第で、国際送料をかなり安く抑えられる
・作業が軽減される(人件費の削減)
・コンバージョン率(ページ転換率)の向上
・新規アカウントでもカート取得がしやすい
・ショップレビューが溜まりやすい
・アカウントヘルスを高く維持できる
など、たくさんのメリットがあります。
逆にFBAの販売のデメリットは「在庫リスク」
無在庫販売をして商品データを集めていた時代もありましたが
最近ではランキングだけでなく、販売個数までカウント出来る
高機能なツールも出てきているので、
ツールでデータ収集することが可能です。
現状、
新規参入してもほぼ利益を出せない状態になっています。
「ノーリスク無在庫販売」という言葉に乗せられて、
日本商品のアメリカAmazonでの販売相場が限界利益ギリギリ
FBA販売で在庫リスクを取る代わりに商品を高く売ろうと考えた
時間と手間のかかる新しい商品カタログの作成を行わず
簡単に稼げる既存カタログへの相乗り無在庫販売を多くひとが行い
「少しで多く自分だけが得をしたい」
当然ですがビジネスをやっている以上、
価格の調整について検討をしなければいけません。
その一方で、リスクをとったり手間を掛けたりする事で
他のセラーよりも有利な状況が作る事も可能です。
「誰でも今すぐ簡単に出来る」
「レッドオーシャンビジネス」
Amazonは現在世界で一番の集客力を持っています。
そしてこの集客力のおかげで、
これまで、
僕もモチロンその中のひとりです。
ただ、Amazonは構造上、
より大きな売上を作ろうと思うと、「まず値下げ」
しかし、実は値下げ以外にも
・メーカー卸など、新規仕入先を開拓する
・独自商品を作る
・より多くのSKUを取り扱う
・資金を投入し仕組み化を進める
など、Amazonで出来る差別化はたくさんあります。
中でも少しの手間を惜しまずにコツコツ努力できるひとに向いてい
「
無在庫販売の値付けは
(仕入値+送料など諸々の費用)
そして、商品が売れるまで価格調整や新規の出品を繰り返し
売れたら商品を発送という流れなので
多くの無在庫セラーは出品商品が売れたとしても
「その商品がなぜ売れたか?」の検証すらしていないと思います。
しかし、FBAでの販売を行うためには仕入れた商品が
どれくらいの価格で何個、どのくらいの期間で売れて
最終的にいくらの利益が得られるかを計算出来なければいけません
そして成功した商品と失敗した商品について結果の検証をし、
(それをしないと不良在庫の山を抱えることになります)
なのでまずは、
利益の構造をしっかりと理解して
商品や市場の分析を行う力を身につける事が大切です。
その商品単体の送料は実際にいくらかかっていているのか?
関税はどれくらい支払っているのか?
在庫のロスや不良在庫、返品率はどれくらいあるか?
こうした細かいチェックの積み重ねが利益に変わっていくのにも関
無視してざっくり計算している人が多すぎます。
僕のコンサルではまず最初にここを徹底的に理解してもらっていま
ですので残念ながら「楽して稼ぎたい」
しかし、利益のシミュレーションや結果の検証が出来ない人は
一時利益が出せても、
(思いっきりビジネスセンスがある人や運がいい人は別ですが)
ぜひ、
それでは、また!
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